直流・太陽光ケーブルサイズ選定ガイド

低電圧の直流システム — 太陽光(PV)、キャンピングカー、ボート、バッテリーバンク — は、商用交流とは異なる振る舞いをします。電圧が低いため、わずかな抵抗でも降下率が大きくなり、そのためケーブルは電流だけでなく電圧降下を基準にサイズを決めるのが一般的です。

低電圧では電圧降下が支配的

12 Vや24 Vでは1 Vの降下がすでに4〜8%に相当するため、230 Vなら問題にならない配線でもはるかに太い導体が必要になることがあります。使える電力とバッテリー充電性能を保つため、直流回路では2%以下を目標とする施工者が多くいます。

直流ケーブルのサイズ選定

2線の往復には ΔU = 2 × I × R × L / 1000 を用い、システム電圧で降下が目標内に収まる断面積を選びます。本サイトの直流ページでは、各電圧・電流・長さについて、3%制限と2%制限それぞれの断面積を示しています。

保護とヒューズ

各直流回路は、電源(バッテリーまたはPVコンバイナ)の近くで、適切な定格のヒューズまたは直流定格の遮断器で保護します。直流アークは交流のように自然には消えないため、システム電圧での直流定格を持つ装置を使用してください。

太陽光発電(IEC 60364-7-712)

PVシステムにはIEC 60364-7-712に基づく特別な要求事項があります。屋外の紫外線と温度に対応した定格のケーブル、正しい極性と絶縁、そしてアレイの短絡電流に相応の安全率を見込んでサイズを決めたストリングケーブルなどです。

実際の敷設条件に合わせて調整

計算ツールを開き、ケーブル長・周囲温度・回路群数・絶縁種別を入力して条件に合わせて算出できます。

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